ギャンブルで家庭崩壊

【投稿者コラム】

これは私が小さい頃に経験した話です。
私は小さい頃からおじいちゃん子でおじいちゃんのことが大好きでした。家が東京と千葉なのでとても離れていたのですが、毎週末は父に連れられ東京のおじいちゃんの家に通っていました。私のおじいちゃんはとにかく孫の私にデレデレで甘々でした。
家に行くと高いおもちゃやお菓子、私が欲しいものはなんでも買ってくれました。

今となってわかったことですが私のおじいちゃんはとてもお金持ちでした。おばあちゃんも同様にとても優しかったので誰も私にお金を使うことを拒みませんでした。

唯一私の父は親として一応止めには入るのですが父も親バカなので結局欲しいものはなんでも手に入っていました。今思うと小学生の子供にそんなに与えて大丈夫だったのかと自分で心配になります。
そんな私のおじいちゃんにはある夢がありました。それは老後におばあちゃんと二人でマレーシアに移り住むというものでした。

おじいちゃんは東京で自営業を営んでいました。
おじいちゃんとおばあちゃんは本当に仲が良くあの歳でかなりラブラブだったと思います。

しかしそんな生活が少しずつ壊れ始めたのです。

変わり始めた祖父

事の始まりは私が中学校に入ったくらいの時でした。
ある日いつものように私がおじいちゃんの家に行くとおじいちゃんがタバコを吸っていたのです。おじいちゃんはタバコを全く吸わなかったのでこれについての驚きは今でもはっきり覚えています。
もっと驚いたのはおじいちゃんが高級時計や着ている服も高級感漂うものでした。おじいちゃんはそういったものに全くお金をかけなかったのになぜだろうと不思議に思っていました。

あとあと父から聞いたのですがおじいちゃんはその頃からギャンブルにハマっていたそうです。今までお金を使うことがなかったおじいちゃん、唯一の使い道が私でした。
そんなおじいちゃんがどっぷりとハマってしまいお金を使うことに抵抗がないのがギャンブルでした。主に競馬やボートレースなどをメインにしていたそうです。
私には全く想像することができず、いまだに信じることができません。

そこから私たちの家族関係は崩れていきました。
おじいちゃんはその時もうすでにギャンブル中毒でした。気付いたときにはお金が無くなっていたのでしょう。私が遊びにいっても歓迎されているような感じもなく
何も買ってもらえなくなりました。それだけならまだしも、おじいちゃんは資産がなくなり自分の会社のお金を使い始めたそうです。
そして2年もせずに会社は潰れました。もちろんおじいちゃんとおばあちゃんの関係は最悪になり父もかなりの巻き添いをくらっていました。
結果としておばあちゃんは家を出て行ってしまい、一人になったおじいちゃんの生活環境はめちゃくちゃになり、破産したのでしょう。
今でこそおじいちゃんは私たちの家族と一緒に暮らしていますが、ガラッと人が変わってしまい、昔のおじいちゃんの面影はほとんどありません。
ギャンブルにハマっていなければ今頃おばあちゃんと二人でマレーシアで暮らしていたはずなのです。。

ギャンブルは100%トラブルを招くと感じたのが私のバイブルです。